2015年9月6日に出かけてきました。
(基本情報)
名称:善水寺(ぜんすいじ)
住所:湖南市岩根3518
TEL:0748-72-3730
拝観時間:9時~16時(3月から10月までは17時まで)
無休
拝観料:大人500円、中高生300円、小学生無料 (保護者同伴時のみ)
駐車場:無料
アクセス
天皇の命を救った水
こんなところにお寺があるの? と思えるような道を奥へ奥へと進むと、だだっ広い駐車場が現れました。
今回ご紹介するのは、岩根山の中腹にたたずむ善水寺です。
広々とした駐車場にあるトイレ。
こういう場所でのきれいな洋式水洗トイレはうれしいです。
善水寺は710年頃、鎮護国家の道場として開設された、とっても古くからの歴史があるお寺です。
ここには安土桃山時代、12もの坊舎(僧の住む家)があったそうです。
また、明治29年の古記の写しには、坊舎は全部で26坊と記述されています。
拝観料は大人500円です。
左側に鐘楼があります。
こちらは元三大師堂(がんざんだいしどう)。1713年に再建されたものです。
こちらは善水元水(ぜんすいもとみず)。そのまま飲めるきれいな水です。
京で病んでおられた桓武天皇の命を救った水ということで、「岩根山善水寺」と号されたと。そんないわれがあったんですね。
こちらは、行者堂(ぎょうじゃどう)。
国宝の本堂は、火災の後、1364年に再建されたようです。
縁側を通り、本堂の中へ。
こちらが本堂前の百伝池(ももつてのいけ)。
駐車場横には、「僧坊跡めぐり」なる案内板がありました。
修行僧が寝泊りしていた建屋はこんな感じだったんですね。
こちらは観音堂。
観音像が安置されています。
桓武天皇の命を救ったありがたい水がいただけたのは感激でした。
これで私も10年は長生き! となればいいのですが。