2016年7月29日に出かけてきました。
(基本データ)
名称:伊吹山(いぶきやま)
住所:岐阜県不破郡関ケ原町関ヶ原寺谷1586 番地(管理事務所)
※山頂は滋賀県
TEL:0584-43-1155(伊吹山ドライブウェイ)
営業時間:3時~21時(ドライブウェイ)
利用料金(往復通行料・駐車料込み):普通車3,090円
所要時間の目安:150~240分
伊吹山ドライブウェイのページ
関ヶ原駅からバスで山頂へ
夏の涼を求めて伊吹山へ行ってきました。
以前、自家用車で行ったことがあるのですが、今回は電車とバスで出かけてきました。
最寄り駅は、JR関ヶ原駅。
改札が1つしかない小さな駅で、バス停も1つしかないのですぐに分かります。
駅を出て、すぐ右です。
こちらは駅の待合室。飲み物を買い忘れた人はここの自販機で買っておきましょう。
山頂付近の駐車場にも自販機はありますが、値段が少し高いです。
駅の向かいには、こんなおしゃれなお店もありました。
9時から17時まで営業している土産店です。
こんな休憩コーナーもあり、トイレもきれいな洋式の水洗でした。
さて、こちらはバス停の時刻表。(夏季限定)
関ヶ原駅からは大人片道1030円。
バスの中で降車時に料金を払います(小銭の両替機はバスの中にあります)。
この時は大勢の乗客。
補助席も使い、ぎりぎり全員が座れました。
山頂近くの駐車場までは約45分くらい。
おすすめは、進行方向に向かって左側の窓側席。ところどころ、素晴らしい景色を眺めることができます。
バスは岐阜県と滋賀県を何度か行き来し、山頂付近の駐車場へ到着しました。
到着時間は10時45分頃です。
忘れず、帰りの時間をチェックしておきます。
なお、今回は関ヶ原駅から乗りましたが、大垣駅から乗ることもできます(大人片道1,230円)。
なんと、名古屋駅から直行のバスもあります(大人片道1,550円)。
いずれにしても、バスは季節運行なので、事前に名阪近鉄バスの公式サイトでチェックしてください。
駐車場横にはパワースポットが
駐車場横には、このような展望所があったので上ってみました。
琵琶湖側の景色。美しいです。
駐車場横には、土産店、食事処もあります。
トイレは洋式の簡易水洗でした。
それでは、しゅっぱ~つ、と言いたいところですが、登山道の入り口あたりでチェックしておきたいところがあります。
実は、ここはパワースポットとしても有名なところなのです。
こちらは「恋人の聖地」と刻まれた、さざれ石。
そして恋愛観世音菩薩。
後ろにズラッと並んで掛けられているのはハートロックキーと呼ばれるお守り。
円縁の石なるものもありました。
この円をくぐると、ご利益があるそうです。
西登山道から山頂へ
それでは、西登山道に入ります。
なお、この位置での標高は1,260メートル。
山頂は1,377メートルなので100メートルちょっとをこれから上っていくことになります。
なお、今から進むのは西登山道ですが、その他にも、中央登山道、東登山道もあります。
入山協力金の300円もポストの中に入れました。
西登山道はかなり整備されていて、初心者にはピッタリの道です。
この日の地上の最高気温は34度と猛暑日の一歩手前でしたが、ここではひんやりと風が冷たく、あちこちでウグイスも鳴いていました。思ったよりも日差しはきついので、山道を歩き続けると汗もわいてきますが、岩などに腰かけている間は、扇風機に当たっているように涼しい気候でした。
遠くに琵琶湖も望むこともでき、素晴らしい景色です。
駐車場から600メートルほど歩いたところに岩がごろごろした脇道が右手に現れます。
そこを進んでいくと、視界がさらに開けます。
遠くに山頂が見えてきました。
ついに到着しました。
伊吹山頂には何がある?
山頂にはお店もいくつかあり、にぎやかです。
こちらは山頂にあるトイレです。
トイレは和式でしたが、水洗でした。ここが水洗とは思いませんでした。
付近にはベンチや石段なども多くあり、お店の中で食事をすることもできますが、ほとんどの人はお弁当やらおにぎりやらを外で食べておられました。
伊吹山頂の標識の隣には、日本武尊(やまとたけるのみこと)が祀られていました。
こちらは湖と反対側の様子。
と、急に辺りに霧が立ち込め、遠くの景色が全く見えなくなりました。
また、今まで日差しがあったせいでそれなりに気温は高かったのですが、日差しがさえぎられた途端、急に肌寒くなりました。気温は多分20度以下になっていたと思います。
この日、私は半袖での登山だったのですが、真夏でもここを訪れる大半の人は長袖。
予想外に肌寒いこともあるので、少なくとも何か羽織るものは持参した方が良さそうです。
霧がはれ、再び日差しがさすようになってきました。
こちらは琵琶湖側。
今度は、山頂から東側へと進んでいきます。
ところどころ、花が美しく咲いています。
空の青と緑とのコントラストがきれいです。
ここから先は東登山道。
西登山道はスニーカーでも大丈夫なほど整備された道でしたが、こちらの登山道は道が険しいため登山靴は必須みたいです。
東登山道と西登山道の中間くらいに一番多く花が咲いていました。
最後に、道中のあちこちで見かけた高山植物と虫の饗宴をどうぞ。
片道30分程度の登山でしたが、思いっきりリフレッシュできました~!