2015年8月21日にお出かけしました。
(基本データ)
住所:滋賀県蒲生郡日野町大字西大路1264番地
TEL:0748-52-0008
開館時間:9時~16時
休館日:
毎週月曜日・火曜日(祝日の場合は翌日)
祝日の翌日(月曜日・火曜日の場合は開館)
年末年始(12月29日から1月4日まで)
入館料:大人300円、小中学生120円
所要時間の目安:30分
アクセス
日野へ出かけ、たまたま立ち寄ったところが今回の旧山中正吉邸。正直に言うと、外観はパッとしないなぁと。ところが、一歩邸宅へ入ると、その印象はガラリ。
宅地面積も1300㎡と、とにかくすごいお屋敷です。
まず向かって右側にあるのが主屋。幕末期に建てられたと言われています。
こちらはぶつま。
なんと、仏壇と床の間が向き合っています。
こちらは、当時の金庫。がっぽり儲けていたみたいです。うらやまし~ 笑
随所にセンスの良さが感じられます。
こちらは、だいどころ。
部屋の中央に、火鉢がで~んと陣取っています。
こちらは、オチマ。
どうしたら切り株がこうなるのか不思議です。
「にわ」から、「オチマ」と「だいどころ」を見たアングル。
五口くど(カマド)はゴージャス!
大勢の人たちがここで働いていたんでしょうね。
浴室は洋風です。
ステンドグラスの窓になっています。
そうです、ここは当時の最先端の和と洋を取り入れた邸宅なのです。
右側に見えるのが蔵。
新座敷はとにかく広く、外光をうまく取り入れ明るいです。そして、おしゃれです。新座敷棟は、昭和初期に増築されたみたいです。
新座敷を別アングルから。
奥行きの感じられる独特なつくりの庭です。
いつまでもぼ~っと眺めていたくなる景色ですね。
こちらは、洋間。
建物入り口の左側に位置します。ハイセンスなものを取り入れるのが好きだったようです。
開館時間などは下記のとおり。
今日出かけた時には、駐車場代無料、入館料も無料(近々有料?)。
当時の暮らしの一端が垣間見え、また、当時のおしゃれ最前線にも触れることができ、なかなか楽しめる施設でした。また、館内の説明も丁寧にしていただけました。
なお、今年の10月中旬以降には公開範囲を拡大し、食事ができたり、シアターを観たりすることもできるようになるそうです。ますます楽しみですね。